働き方改革に効く!フレキシブルオフィス什器の導入事例
- 康平 鈴木
- 5月30日
- 読了時間: 4分
近年、働き方について多くの企業で推進される中で、オフィスの在り方にも大きな変化が求められています。テレワークやフリーアドレスの普及により、従来の固定化されたレイアウトでは対応しきれなくなっています。そんな中、注目を集めているのがフレキシブルオフィス家具や可動式什器の導入です。
この記事では、働き方改革を実現するためのオフィス改善策として、フレキシブルオフィス什器の導入事例やメリットについて詳しく紹介します。
フレキシブルオフィスとは?
フレキシブルオフィスとは、その名の通り柔軟性のあるオフィスのことです。利用者のニーズに応じてレイアウトや機能を簡単に変更できる設計が特徴で、例えばチームごとのコラボレーションスペースや、集中作業向けの個別スペースなど、自由に構築・再構築できます。
このような柔軟な空間を実現するためには、可動式什器やモジュール型のオフィス家具が不可欠です。
なぜ今、可動式什器が必要なのか?
働き方改革の一環として、多くの企業がテレワークやフリーアドレス、ABW(Activity Based Working)を導入しています。これにより、従業員は固定のデスクを持たず、業務内容や気分に応じて働く場所を選べるようになりました。
このような環境では、レイアウト変更が簡単にできる可動式什器が非常に重要です。
以下のような課題を解決することができます:
会議スペースを即席で作る
チーム再編時のデスク配置をスムーズに変更
イベントやセミナーの際のレイアウト調整
必要に応じて個別ブースやパーティションを設置・撤去
【導入事例】
1.IT企業様
IT企業様では、コロナ禍をきっかけにテレワークとオフィスワークを併用するハイブリッド型勤務体制に移行しました。
オフィスの一部をフレキシブルな空間に変更し、以下のような可動式什器を導入しました。
キャスター付きデスク:簡単に配置換えができ、必要に応じてチーム単位で集まれる
折りたたみ式ミーティングテーブル:イベント時には一時的にスペースを広げられる
可動式ホワイトボードパネル:会議だけでなく、個別ブースとしても活用可能
導入後は、社員同士のコミュニケーションが活性化し、オフィスの利用効率が向上しました。
2.スタートアップ企業様
スタートアップ企業様では、社員数の急激な増加に対応するため、拡張性と柔軟性を兼ね備えたフレキシブルオフィス家具を導入しました。
モジュール式収納棚:組み合わせ自由で収納と間仕切りを兼用
スタッキングチェア:必要に応じて積み重ねて保管、会議室の収容人数を調整可能
移動式パーティション:集中スペースや応接スペースとして活用
結果として、オフィスのスペース効率が大幅に改善され、拡張コストも抑制でき、
働く環境の改善が離職率の低下にも貢献することができました。
フレキシブルオフィス什器導入のメリット
フレキシブルオフィス家具の導入には、次のようなメリットがあります。
業務効率の向上
必要に応じた空間を即座に作り出せるため、業務のスピード感やチーム連携が向上します。
コスト削減
可動式什器やモジュール家具は再利用・再配置が容易で、レイアウト変更時のコストや工事費用を削減できます。
従業員満足度の向上
働く場所を選べる自由度の高い環境が、従業員のストレス軽減や生産性向上につながります。
柔軟な組織対応
組織改編や人数変更にもスムーズに対応でき、ビジネスの変化に強いオフィスを実現できます。
導入のポイントと注意点
フレキシブルオフィス什器の導入には、以下のポイントを意識することが重要です。
社員の動線を考慮したレイアウト設計
必要な機能性(収納力、移動のしやすさなど)を精査
什器の耐久性や拡張性をチェック
オフィスの将来像を見据えた導入計画
什器の選定においては、単に動かせるだけでなく、多機能性や空間との相性も重視することが成功の鍵です。
まとめ
働き方改革について注目されるフレキシブルオフィス家具や可動式什器の導入は、単なるオフィスの模様替えではありません。
それは企業文化や業務の在り方そのものをアップデートする手段となり得ます。
事例に見るように、導入にはコストと工夫が必要ですが、得られるメリットは非常に大きく、将来的には生産性・効率・社員満足度の向上につながります。これからのオフィスづくりにおいて、柔軟性と機能性を兼ね備えた什器の導入は、ますます重要となっていくと考えています。
こういったご相談は是非、OWENにお気軽にお申し付けください。