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採用力と定着率を高めるオフィスへーワークライフバランスを考慮した内装作りとは?

  • 執筆者の写真: 康平 鈴木
    康平 鈴木
  • 6月29日
  • 読了時間: 5分

人材獲得競争が激化する中、多くの企業が「どうすれば優秀な人材を採用し、かつ長く働いてもらえるか」という課題に直面しています。求人広告や報酬制度の見直しだけでなく、今、注目されているのがオフィス内装の工夫による採用力と定着率の向上です。

特に、ワークライフバランスを重視する求職者が増えている今、オフィス移転や内装リニューアルのタイミングは、企業ブランディングの絶好の機会といえます。

本記事では、オフィス内装の観点から採用力を高め、社員の定着率を向上させるポイントをご紹介します。


ワークライフバランスとオフィス内装の関係

近年、求職者の多くは働き方や職場環境を企業選びの重要な指標としています。

テレワーク対応・フレックスタイム制度・リモートワーク・完全週休2日など、

オフィス環境がその企業の働き方を象徴する場として機能しています。

つまり、オフィス内装は「私たちの会社はワークライフバランスを大切にしています。」

というメッセージを、無言で発信する媒体となっているのです。

企業が発信するメッセージと、実際のオフィス環境にギャップがあると、候補者の志望度が下がるだけでなく、入社後の早期離職につながるリスクもあります。


採用力アップに効果的な内装の工夫
  • フリーアドレス&ABWの導入

フリーアドレスやABW(Activity Based Working)の導入は、柔軟な働き方を象徴する仕組みとして多くの企業で採用されています。オープンデスク、スタンディングデスク、集中ブース、リフレッシュエリアなど、業務内容に合わせて働く場所を選べる仕組みは、求職者にとって魅力的に映ります。

「どこで働いても成果を出せる」ことは、テレワークや在宅勤務との親和性も高く、柔軟な労働環境を提供できる企業であることの証明になります。


  • リフレッシュスペースの設置

カフェスペースや仮眠ルーム、ゲームコーナーといったリフレッシュエリアの設置も採用力アップに効果的です。従業員の心身の健康を大切にしている姿勢が伝わるほか、社員同士のコミュニケーションの促進にもつながります。

近年では、コミュニケーション活性化も重要な内装要素として注目されており、部署を越えた偶発的な会話からイノベーションが生まれるといった効果も期待されています。


  • バイオフィリックデザインの活用

観葉植物や自然素材を取り入れたバイオフィリックデザインは、社員のストレス軽減や生産性向上に寄与します。木目調の家具や間接照明、窓からの自然光の導入などは、視覚的な癒しだけでなく、オフィス全体の雰囲気を柔らかくします。

自然要素の多い空間は、働きやすい会社・心地よい職場という印象を与える効果があり、企業のイメージアップに直結します。


定着率向上を後押しするオフィスの工夫

採用力と並んで、企業にとって重要なのが社員の定着率の向上です。福利厚生の充実や人間関係だけでなく、働きやすいオフィス環境が社員満足度を支える大きな要因となっています。


  • 集中と交流のゾーニング

オフィスを集中ゾーンと交流ゾーンに分けることで、社員は気分や業務内容に応じた働き方が可能になります。集中ブースやフォンブースなど、外部音を遮断できるスペースは、特にWeb会議が多い業種で重宝されます。

一方で、カジュアルミーティングスペースや立ち話がしやすい空間の導入により、社内コミュニケーションの質が向上します。社員の孤立感や疎外感を軽減する効果もあります。


  • 衛生・快適性の配慮

オフィス内の空気清浄機、換気システム、調光機能のある照明、エルゴノミクスチェアの導入など、快適性を高める工夫は、社員のストレス軽減とモチベーション維持につながります。特に温度管理や音環境の整備は、働きやすさに直結するため、定着率向上に欠かせない要素です。


オフィス移転・内装リニューアル時のポイント
  • 社員ニーズの把握

オフィス移転や内装リニューアルを検討する際には、社員アンケートやヒートマップによる利用状況分析が重要です。実際に使われている場所・不満が多いエリアを可視化することで、現場に即した改善が可能になります。


  • 施工会社との連携

内装工事の際には、専門の施工会社や設計事務所との連携が欠かせません。

ワークライフバランスを重視した設計に強い・実績豊富なオフィス移転業者など、

目的に合致したパートナーを選ぶことが成功の鍵となります。


SEO対策としての情報発信も重要

オフィスの内装を整えるだけでなく、それをどのように情報発信するかも採用活動には欠かせません。


  • 内装事例のWeb掲載

自社サイトにオフィス紹介ページを設け、リフレッシュスペースあり・フリーアドレス導入・観葉植物多数などのワードを使った説明文を掲載しましょう。

オフィス内装・ワークライフバランス・快適な職場などの検索キーワードを自然に含めることで、SEO効果も期待できます。


  • Google for Jobs対応

求人ページには構造化データを活用することで、Googleしごと検索に対応可能です。

これにより、より多くの候補者の目に留まりやすくなります。


オフィスは最大のブランディング資産

これからの採用と定着を成功に導くためには、働きやすいオフィスを見せることが何よりの差別化要因となります。フリーアドレスやリフレッシュエリア、バイオフィリックデザインを取り入れた内装は、働く人の心に直接響くメッセージです。

オフィス移転や内装リニューアルを検討中の企業の皆さまは、

ぜひ「ワークライフバランスを体現できる空間とは何か?」を問い直し、戦略的なオフィス設計を進めてみてはいかがでしょうか。

株)OWENでは、オフィス内装の観点から採用力を高め、社員の定着率を向上させるオフィス作りを一緒に作らせていきます。

まずは、お気軽にご相談ください。


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