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オフィス什器の配置で変わる!コミュニケーション活性化の工夫

  • 執筆者の写真: 康平 鈴木
    康平 鈴木
  • 6月7日
  • 読了時間: 4分

企業が抱える課題の一つに社内コミュニケーションの不足があります。リモートワークの普及や多様な働き方が進む中で、社員同士の交流や情報共有の機会が減少し、組織の一体感が損なわれるケースも少なくありません。

こうした課題の解決策として注目されているのが、オフィスレイアウトと什器配置の見直しです。特にオフィス コミュニケーションの活性化を目的としたレイアウト設計やオープンオフィス家具の活用が効果を発揮しています。



コミュニケーションが活性化するオフィスとは?

まずは、コミュニケーションが活性化するオフィスの特徴を整理しましょう。


  • 偶発的な出会いが生まれる構造

  • 部署を超えた交流がしやすい環境

  • 心理的安全性が高い雰囲気

  • フレキシブルに使えるスペースの存在


これらの要素を満たすには、什器の選定や配置方法がカギになります。

ただ、机や椅子を置くだけではなく、意図をもってレイアウトを設計することで自然なコミュニケーションの導線を生み出すことができます。



オープンオフィスと什器配置のポイント
  • オープンオフィスで見える化する

オープンオフィスとは、壁や仕切りを最小限にし、開放的な空間にするオフィスのこと。

視線が抜け、誰がどこで何をしているのかが見えることで声をかけやすくなり、コミュニケーションが自然と生まれます。

ただし、開放的すぎると集中力が低下する可能性もあるため、パーティションや収納家具をうまく使って程よい区切りを作るのがポイントです。

視線は通しつつも、音や気配を和らげる工夫が求められます。


  • 多目的スペースの設置

近年のオフィス設計では、コミュニケーションエリアやカフェスペース、リラックスゾーンといった、用途を限定しない空間の重要性が増しています。

これらのエリアに配置する家具は、次のようなものが好まれます。


  1. 可動式テーブル・チェア(グループワークやイベントにも対応)

  2. ソファやハイカウンター(カジュアルな対話が生まれやすい)

  3. パーソナルブース(集中作業の後の切り替えに)


このような多機能什器を使えば、ワークスタイルに応じて空間を柔軟に変化させることができます。


  • アイランド型のデスク配置

従来のオフィスでは、壁に向かって机を配置したり、島型で固定されたレイアウトが一般的でした。しかし、現在はアイランド型でオープンなデスク配置が注目されています。

例えば、4〜6人のチームで1つのテーブルを囲むように座ることで、会話がしやすくなり、意見交換も活発になります。

加えて、チーム間でのデスクのシャッフルを定期的に行うことで、部署を超えた交流が自然と生まれる仕組みも構築できます。



コミュニケーション活性化の成功事例

あるIT企業では、従業員の雑談の減少が業務効率の低下につながっていると判断し、オフィスの再設計に踏み切りました。


【具体的には以下のような施策を実施】

  • 共用スペースに立ち話ししやすいバースタイルのカウンターを設置

  • 各フロアにリビングのようなソファスペースを配置

  • ホワイトボード付きの移動式ミーティングブースを導入


その結果、日常的な情報共有の量が増加し、部署間の連携がスムーズになったという効果が出ています。



オフィス什器の選定時に意識したいポイント

オフィス什器の導入でコミュニケーション活性化を目指す場合、以下の観点を押さえておきましょう。

視点

チェックポイント

柔軟性

家具の移動・再配置が簡単か

心理的快適性

適度な距離感、視線の配慮がされているか

デザイン性

社員のモチベーションを高めるデザインか

メンテナンス性

日常的な掃除・メンテがしやすいか

特に、働きやすさと話しかけやすさを両立できる設計が重要です。



オフィス家具が組織を変える

オフィス コミュニケーションの活性化やオープンオフィス家具の導入は、単なる空間のアップデートではありません。

人と人とのつながりを設計するという、組織づくりの本質に関わる取り組みです。

什器の配置一つで、偶発的な会話が生まれ、部署間の壁が低くなり、イノベーションが生まれる可能性も高まります。

自社の働き方や文化に合ったオフィス環境を再考し、コミュニケーションの質を高めるレイアウトづくりに取り組んでみてはいかがでしょうか。

OWENでは、こういったオフィスに関するトータルサポートをしておりますので、

まずは、情報収集からでもご相談お待ちしております。



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